千葉市緑区｜水道局指定業者

ここでは「薬剤による排水管のつまり抜き」の事例をご紹介します。

写真は異なる成分の二種類のパイプ洗浄剤です。

今回、排水不良を起こしているのは、汚水管の中の「雑排水管・ざっぱいすいかん」です。

雑排水管は、トイレ以外の使用後水を下水道まで運ぶパイプです。

汚水管の内部が汚れることで発生する排水不良には「アルカリ性」のパイプ洗浄剤がよく効きます。

上の写真はアルカリ性のパイプ洗浄剤を風呂場の排水口に流し入れているところです。

同様に洗面所の排水口にも投入します。

そして最後は、一度詰まると最も頑固な場所、キッチンの排水口です。

キッチンの排水口が洗面やお風呂場の排水と異なる点は、唯一「油」の成分が入り込むことです。

そして油が変性した堆積物は、粘り気が非常に強いため、ひとたび詰まると、非常に抜けにくいのが特徴なのです。

そのため、キッチンには少し多めに薬剤を流しました。

少しの時間放置した後に、大量の水を排水口に流して、よくすすぎます。

最後に、「アルカリ性」の反対成分に当たる「酸性」の薬剤を投入し、「中和」させます。

中和することで、強いアルカリ性が弱化しますので、配管、その他への過剰な刺激が緩和、無毒化されます。

この作業で使用した薬剤は、パイプ洗浄剤と言っても、市販のモノとは成分の強さが異なります。

そのため、市販のパイプクリーナーより、ダントツに高い洗浄効果があります。

薬剤洗浄後、ボコボコと音を立てていたキッチンの排水口からは、ボコボコ音がしなくなりました。

詰まり貫通です。