東京都水道局指定工事店｜府中市

水道トラブルが発生する場所で、ダントツに多いのが「トイレ」です。

発生する水のトラブルには、多少の地域差があり、例えば植物の根が原因で排水管がつまるなどのトラブルはマンションが多い都心部ではあまり発生しません。

しかしトイレのトラブルは地域的なばらつきがなく、ここ府中市でも1日に少なくとも10件以上は発生しています。

発生件数の多いトイレのトラブルですが、その故障の内訳は、便器の水が排水できなくなる「つまり」と、タンクの水がチョロチョロと漏れ続けてしまうなどの「漏水」という2種類に分けることができます。

ここでは漏水（ろうすい）の原因になるトイレタンク内の重要部品をご紹介します。

その重要部品とは「ボールタップ」です。

ボールタップは、トイレタンクの中にある「蛇口」のようなもので、タンク内に水を供給し、必要量に達すると自動的に停止する仕組みになっています。

画像は、そのボールタップが壊れてしまい水が止まらなくなってしまったトラブルの修理です。

ボールタップが故障して水が止まらなくなるとトイレタンク内の水は「あふれ防止用オーバーフロー管」に流れ続けます。

蛇口が壊れて水が止まらなくなった場合はすぐに気づきますが、トイレタンクの中での水漏れに気づきにくいのはそのためです。

ある日突然、水道局から「水道料金が2倍以上に上がっていますよ」という通知を受け取り、初めて気づくというケースも多く見られます。

こんな場合は、「ボールタップ」が壊れているかも知れません。