地中に埋まっている給水パイプからの漏水
12月20日 川崎市中原区下小田中。
2階の一室が漏水しているようで、水道局からお知らせが来てしまったので調べてもらいたいとのご依頼でした。
依頼主様は不動産管理会社の方です。
現場は築年数27年のアパートタイプの集合住宅です。写真の工事の数日前に室内設備機器の調査を行いましたが異常はありませんでした。
次に行うべきは地中に埋まっている水道管の調査です。
上の写真は埋設管調査と漏水箇所復旧の工事の様子をご紹介したものです。
地中に埋まっている鉄製の給水パイプが腐食しておりましたので、塩ビパイプに引き直し、漏水の問題は解消しました。
漏水の疑いがある時はメーターをチェック
漏水を調査する場合、まずはメーターを見ます。
水道メーターにはパイロットと呼ばれる小さな銀色の目印があり、水がメーターを通過するときにクルクルと回るようになっています。
この銀色の小さなパイロットは小さな星のような形で、反射する鏡面が多面カットされており、わずかに動いても動きが分かるようになっています。
室内で水を一切使っていないのにこのパイロットが回っていたら、それが漏水の印になります。
万一、水道局から水道料金が異常に上がっているとのお知らせが来た場合は、この量水器メーターをみれば誰でもわかる仕組みになっているのです。
