市川市のレストラン厨房の蛇口交換事例
1月27日 千葉県市川市
今回のご依頼はレストラン様の厨房蛇口の交換工事です。
一般的に飲食店の厨房に設置されている蛇口は「単水栓」が多いのがその特徴の一つと言えます。
単水栓は水なら水だけしか出ず、お湯はお湯しか出ない蛇口です。
公園などにある蛇口が正に単水栓で、水しかでません。
今回は2名の人員により作業をしました。
というのは、単水栓の交換自体はそれほど大変でもないのですが、厨房機器は一般家屋のキッチンとは仕様が全く違うため、手間と時間がどうしてもかかってしまうことが多いのです。
営業時間の関係上、テーブルのお客様が極力少ない時間帯に、短時間で作業をする必要があります。
厨房機器を移動するのに1名と2名では、スピードが何倍も速くなります。 2名だから2倍速かというと、5倍速くらいに作業速度が上がります。
今回は厨房用(プロ用)の単水栓を数か所交換致しました。
飲食店はなぜ単水栓をつかうのか?
飲食店では、単水栓を設置することが多いです。
沢山のお皿を洗ったり、お湯を使ったり、水を使ったり・・・
だったら、シングルレバー式など、上げ下げだけで水を出したり止めたりできた方が便利ではないか?と思われるかもしれません。
しかし、構造が複雑な蛇口はプロのハードな使用条件には耐えられないのです。
すぐに消耗してしまいます。
今回交換した単水栓はハンドルをくるくる回すタイプの蛇口ですが、ハンドルを回すことによる、摩擦で金属がすり減りって水を止めることが出来なくなっていました。
一般のご家庭で、スピンドルという蛇口の芯棒がすり減って壊れるということはまずありません。
40年ほど使えばあり得なくもありませんが、摩擦で壊れる前に別の故障をおこしてしまうことでしょう。
それほど、レストランの厨房機器の使用条件は厳しいのです。