トイレつまり 川崎市多摩区の修理事例
5月19日 川崎市多摩区堰（せき）。
一戸建ての2階のトイレが詰まってしまったので、修理してほしいとのご依頼を頂きました。
写真は洋式トイレの便器です。
ご自分でトイレ用のラバーカップ（すっぽん）でパカパカやってみたが、直らないとのことでした。
昨夜、トイレつまりを起こし、今朝、もう一度パカパカやってみたが直らないとのことですぐに伺いました。
トイレットペーパーの流しすぎが原因でした
写真の下部に移っている黒い筒は、圧力ポンプの先端部分です。
当初は固形物（スポンジ、検尿カップ、ブラシ、生理用品、等）の混入を疑いましたが、ポンプで吸引することで、トイレつまりは解消しました。
今回のケースのようにラバーカップでやってみたが直らないというトイレの詰まりが増加傾向にある気がします。
なぜでしょうか・・・？
最近の洋式トイレの洗浄方式の主流はサイフォン式というタイプで、一回の洗浄に使用する水の量が非常に少なくて済むように作られています。
「超節水型トイレ」と呼ばれるものですね。
このタイプのトイレは、洗浄する際にサイフォン効果を利用して排泄物を流す仕組みになっているのですが、そのためには便器内を細く、長くする必要があります。
そのため、小さいゴムのお椀型の器具では、効果が薄くなっているのかも知れない・・・というのが当社の推測です。
長く細い便器内でつまっている物を動かすには、今までの器具では容量が小さすぎるのかも知れません。
今回のつまり抜き作業では業務用の大きな器具を使用し、押し引きのストロークを最大にして、加圧、負圧の交互の強い力で、固く詰まった内容物を動かし、詰まりを抜きました。
圧力ポンプによるトイレつまり修理は、劇薬を併用すれば、便器内洗浄の効果もあります。
