沈下した下水管の修繕工事（東京都世田谷区）
東京都世田谷区給田。
築年数２５年の一戸建ての建物です。 当初はトイレ詰まりトラブルでお伺いしたお客様です。
トイレ詰まり修理の調査時に下水つまり（下水管の破損）を発見しました。
上の段の真ん中の写真をご覧いただくと、パイプの下に水たまりができているのがわかると思います。これは汚水です。本来下水道に流れて行くはずの汚水が地中で水たまりになっています。
破損した汚水マスと下水管を一部切り替える修理をしました。
長年に渡り、地中に汚水が漏れ続けていたため、ある種の通路のような水の抜け道が出来ていたため、なかなか発見できなかったケースです。
着工前、排水マスと排水管のつなぎ目が完全にはずれてしまっていました。
トイレつまりのやっかいな一面
当初はトイレ詰まりの修理でお伺いしました。
トイレつまりのやっかいなところは、原因が単一でないことです。
便器の中にペーパーが詰まってしまっただけの簡単なつまり（このケースが一番多い）だけでなく、下水つまり（汚水管のつまり）や、マスの破損、下水管そのものが破損している場合などもまれにあります。
その他、トイレ便器に水に溶けないものが落ちてしまっている場合など、原因が様々なので、修理前によく調べる必要があります。
ご自分でラバーカップを使う際も、水に溶けない何かを落としてしまった場合は、パカパカをやってしまうと事態が悪化してしまうので注意して下さい。
大量のペーパーを流してしまった場合と、ティッシュペーパーでペットの糞を流してしまった場合など以外は、圧力をかけてはいけないのです。
ご自分で何度もやって、解消しない場合は業者を呼び、調べてもらいましょう。
