水道工事の施工事例 【横浜市青葉区】
1月20日。
現場は横浜市青葉区の木造モルタル二階建ての建物です。
横浜市水道局から漏水連絡票が来たので、漏水調査をしてもらいたいとのご依頼を頂戴しました。
まずは水道メーターのチェックです。
パイロットがくるくると回っていますから確かに漏水しています。
バルブを開け閉めしながら、漏水箇所を追っていきました。 どうやら給湯管は正常なようです。
お客様は最近、「床暖房」設置のリフォーム工事をしており、その際に不手際があって給湯管が漏水しているのではないかととても心配されていました。
点検を依頼するために、施工会社に電話したところ、会社がなくなっており、施工者本人に確認することが出来なかったため、近くの設備屋を探し、当店にご依頼を下さったのでした。
床下に潜り、這いながらくまなく点検しましたが、床暖房はちゃんと配管されており、全く異常がありませんでした。
最終的には地中埋設管からの漏水であると予測し、掘削を開始しましたところ、20ミリの塩ビ管と、鉄管のつなぎ目から漏水しておりました。
お正月に地震があり、もしかしたらその影響ではないかとも思われました。
工事報告
漏水箇所発見後、そのまま復旧工事のご依頼を頂き、工事を開始致しました。
地中で塩ビ管と古い鉄管が接続されている部分を切り替えることにしました。
漏水している給水管の配管系統は室内の洗面化粧台に接続されていましたが、その一部分だけ、古い鉄管が使用されていました。
地中埋設管を切断して、鉄管より先を全てHI管に切り替えることで不自然な接続部分をなくすことにしました。
これで鉄管部分に上水が通ることはなく、蛇口の止水栓まで、全て塩ビ管に切り替わることになります。
漏水は無事止まり、回っていたパイロットが完全に停止しているのを確認してから埋戻し、整地作業後、工事完了です。
その後、施主様より漏水連絡票をご郵送頂き、当社の社判を押印すると共に、工事内容を記載して横浜市水道局に送りました。
漏水分の水道料金が施主様に還付されて、完全に本工事は完了します。
ご依頼ありがとうございました。