洗濯機の排水口つまり（横浜市鶴見区の事例）
本日は9月23日です。
横浜市鶴見区で洗濯機の排水口から水があふれれくるので診てもらいたいとのご依頼を頂きました。
写真は排水管高圧洗浄の作業をしている最中に撮影したものです。
現場は某介護施設内のランドリールームでした。
洗濯をしていない時でも洗濯機の下の防水パンに汚水が上がってくるとことです。
高圧洗浄で排水溝深部のつまりを抜く
通常の排水管高圧洗浄の目的は、排水管(パイプ）の内部をキレイにすることです。
しかし、詰まりが原因で汚水が逆流するなどのトラブルが発生しているときは、排水管の内部をキレイにする以前に、詰まった部分を貫通しなければなりません。
貫通目的の高圧洗浄と、清掃目的の高圧洗浄では、そのやり方が多少異なります。
つまりを抜くための排水管高圧洗浄では、メンテナンスとしての高圧洗浄よりも高い噴射圧力で長い距離を洗浄します。
少なくとも詰まりが発生している箇所まで深く洗浄ノズルを挿入する必要があるため、下の階への漏水リスクも高くなります。
したがって作業に当たっては細心の注意を払います。
強アルカリ性パイプ洗浄剤を流す
つまった箇所まで洗浄ノズルを挿入し、汚物を水圧で吹き飛ばした後は、本来の排水管高圧洗浄の目的である「パイプ内をキレイに掃除する作業」をします。
これは再発防止のために絶対必要な工程になります。
写真は業務用のパイプ洗浄剤ピーピースルーを排水溝に流している様子です。
ピーピースルーは当社のホームページでもオススメの洗浄剤として紹介していますが、ここで使用しているのは「劇物毒物」に指定された強アルカリ性の劇薬バージョンのピーピースルーになります。
かなり強力な成分で、排水管内に残留した汚雑物をくまなく分解してくれます。
排水溝のつまり解消！
時間を置いた後は、大量の水を排水溝に流して更に洗浄します。
このとき洗っているのは、手の届く範囲の排水口ではなく、排水管のより深部になります。
一連の徹底的な排水管洗浄で、排水溝の逆流症状は解消しました。
今回の作業で、排水管内部はかなりキレイに掃除されているため、しばらくは詰まりトラブルが発生する心配はありません。
ご依頼ありがとうございました。
