調布市の一戸建ての排水つまり解消事例
7月4日 東京都調布市菊野台。
現地は京王線柴崎駅にほど近い一戸建て住宅です。
台所の排水口の水が流れないので点検してもらいたいとのご依頼で伺いました。
流しの排水溝が水を吸い込まないため、蛇口から水を出すとシンクにどんどん溜まってしまう状態です。
詰まりを抜くために、流し排水口からワイヤーを挿入します。
パイプ内の詰まった箇所までワイヤーを深く入れたらモーターで回転させます。
台所排水管のつまりが抜けた状態です。逆流することなく水が流れてゆきます。
排水口からワイヤーを挿入してパイプを清掃
台所の水つまりの原因物で、一番多いものは「スカム」と呼ばれる油が凝固したヘドロの一種です。
排水口の油をそのまま流してしまう方は少ないのですが、お皿などを洗うと、お皿に着いた油などはどうしても流れてしまいます。
それらの余分な油が経年により、堆積、凝固を繰り返し、だんだんと排水管の内側にへばりつき、水の流れが悪くなってゆくことがあります。
予防策としては、パイプ洗浄剤を定期的に使用するなどの方法があります。
しかし今回は、かなりパイプ内の汚れがひどかったため、トーラーという専門機材を使って、詰まり抜きと清掃を同時に行う作業をさせて頂きました。
これでまた、いつもどおり気持ちよく台所を使用して頂けます。
台所つまりにおすすめの商品
台所のつまりの原因は、そのほとんどのケースが「油」です。
例えば、サラダドレッシングが付いたお皿を洗った時に、微量とはいえ油が排水管の中に流れ込んでしまいます。
食用油は冷却されると硬くなり、パイプ内部にこびりついてしまい、やがて酸性化します。
酸を溶かすには逆の成分であるアルカリで中和するのが効果的です。
そこでご紹介したいのが「ピーピースルーF」というパイプ洗浄剤です。
末尾に「K」がつく「ピーピースルーK」というシリーズがありますが、こちらは劇物毒物に指定されている薬で取り扱いに危険が伴いますのでお勧めしません。
ピーピースルーにはいくつも種類がありますので、末尾に「F」がつく「ピーピースルーF」を選んで下さいね。
ピーピースルーはホームセンターや通販でお手軽に入手できます。
キッチンのつまり予防もかねて、一つ持っていると便利な、プロおすすめの商品です!