目黒区青葉台のお風呂排水口つまり事例
5月12日 目黒区青葉台。
お風呂のバスタブの水を抜くために栓を開けると、洗い場から逆流してくるとのご相談です。
お風呂の排水溝(排水口)以外では洗濯機の防水パンに逆流してくるとのトラブルもお受けすることが多い相談です。
今回のように、浴槽の栓を抜くと洗い場の排水口から水漏れ:逆流してくる場合、排水口の「トラップ」という臭気止めの部分が詰まっている場合の他、排水パイプそのものが詰まってしまっている場合もあります。
最初に行うのは、お風呂場の排水口を解体して、内部に溜まった汚れを取り除く作業です。
全ての部品を洗います。シャンプーなどの洗剤成分と髪の毛が絡み合った堆積物を
きれいに除去します。
更に、排水口の奥にへばりついた汚れを除去するためにポンプで水を送ります。
使用している道具は、トイレつまりなど、その他の詰まり系トラブルでもよく使用される真空ポンプで、水を強く押し流したい時にも利用できます。
ポンプで何度も送水することで、手が届かない奥の方のパイプの内壁を清掃します。
風呂場排水口の解体洗浄と低圧力ポンプによる作業
上の作業は、排水トラップの解体と、パイプ内洗浄の様子になります。
お風呂はユニットタイプです。
造作のお風呂(在来風呂)と違い、ユニットバスの排水口にはいろいろな形があり、在来風呂より、構造が複雑な傾向があります。
まずは排水口を分解洗浄します。
その後、水を流し、状態を見ながら必要なら圧力ポンプを使って、送水、洗浄をします。
さらに、強アルカリ性の水酸化カリウムや水酸化ナトリウムを使う場合もあります。
しかし、これらの劇薬は成分内容が非常に強いため、不必要な場合は使用しません。
今回は風呂場の排水口(ドレン)と洗い場の端に設置された排水溝(グレーチング)の洗浄を行い、問題は解消しました。