排水管つまり｜鎌倉市の事例

奈川県の古都　鎌倉市腰越。

お伺いしたのは今から800年以上前に建立された、由緒正しいお寺でした。

ご相談内容は、排水管がつまってしまい、直そうにも我々では手に負えないとの事です。

排水管のつまり修理で最も大切な事の一つが配管ルートの調査です。

早速、お伺いして調査しましたが、、、、

今回は配管ルートの調査で非常に時間がかかってしまった例です。

広い敷地内には無数のマンホールがありましたので、かたっぱしからそのマンホール（マス）のフタを開けましたが、どうも確証の持てるルートを発見できません。

最終的には、トイレ室内の手洗いボウル下の排水管を切断する許可を頂き、そこからワイヤーを挿入しました。

相当なメーター数に渡り、ワイヤーを高回転で挿入し、ついに貫通！

つまりが抜けた後に通水検査をすると、どうやら改築の際、隠れてしまったマスがあったようで、当初、予測できなかった場所から水が流れて行く音が聞こえます。

問題が解決し、一番ホッとしたのはお寺の方々より、むしろ私本人だったかもしれません、、、、

増改築により、判らなくなってしまった配管ルートの調査は私より年配の、かなりのベテランの方でもやはり苦労するようです。

ご依頼を頂戴し、誠にありがとうございました！