会社内のトイレが詰まった
9月20日 中野区本町。
会社様の事務所の男子トイレ内、小便器詰まり修理の事例です。
写真上は施工前です。尿石が付着してトラップの水の流れを堰き止めている状態でした。
このようなケースの場合は薬剤が非常によく効きます。強酸性のスケール除去剤という薬を使用します。劇薬なので使用する際は注意が必要ですが、便器内の尿石除去には即効性の高い薬です。
排水トラップ部を洗浄した後は、排水管の清掃をして、詰まりは完全に除去されました。
小便器が詰まる原因とは
トイレ詰まりは、ペーパーの流しすぎや、水に溶けないプラスチック製の芳香剤のフタ、おもちゃ、あるいは生理用品を誤って流してしまったなどが原因になっていることが多いです。
しかし、今回のような小便器の場合はそもそもペーパーを流すことはありませんし、仮に固形物を落してしまったとしても、すぐに取り除けます。
では、なぜ詰まって流れなくなってしまうのでしょうか？
原因は上の写真と解説を読んで頂ければすぐにお分かりの通り、尿石です。
小便器は、一般的な洋式トイレのように便器内の水たまりが大きくはありません。
水たまりの水が台所排水口のように少ないのです。
従って、尿が薄められることなく、そのままに近い状態で排水口に流れて行きます。
水で薄められることなく流れていく尿は成分が付着しやすく、また、会社事務所などでは使用頻度も高いので、その分だけ汚れの付着も早いと言えます。
