検便カップによるトイレつまり（杉並区）
5月30日 東京都杉並区成田東。
トイレつまりの修理の事例紹介です。
今回は検便カップを便器に落としてしまったことが原因のケースです。
こちらは修理前の便器の状態です。便器内の水位は下がっていますが肝心のトイレットペーパーが流れていません。
トイレつまりの原因になっている検便カップを取り除くために、まずは便器を外す準備をします。
その後、便器を床からずらし、その隙間に手を伸ばして、カップを引き抜きます。
無事、プラスティック製のカップを引き抜きました。
こちらが今回のトイレつまりの原因物質です。
修理後のトイレ便器です。正常な流れを取り戻しました。
異物を落としてしまった場合にまずやるべきこと
水道トラブルの中でも、トイレつまりのトラブルは非常に多いです。
今回の杉並区でのトイレつまりの原因は、便器に落とし、そのまま流してしまった検便カップでした。
検便カップも含め、トイレ便器内に異物を流してしまう事例は非常に多いです。
「異物」とは、トイレットペーパーと排泄物以外の物を指します。
水に溶けないということではティッシュペーパーも含まれますので、大量に流し過ぎれば、やはりトイレつまりトラブルの原因になります。
「異物」に共通している事は、「水に溶けない」ことです。
例えば、生理用品やおむつ。使い捨てカイロや携帯電話。ボールペンなども水に溶けませんね。
これら、「水に溶けない何か」を便器に流してしまった場合、一番最初にしなければならない事は、「使用停止」です。
次に思い切って便器に手を突っ込み、まだ浅い部分にとどまっていないか確かめてみることをお勧めします。
手で取り出せるようなら引き抜いて下さい。
これでトイレつまりは直ります。
逆に最もやってはいけないことは、すっぽん（ラバーカップ）などで圧力をかけてしまうことです。
便器内に異物が流れてしまった場合は加圧すると状態は確実に悪化してしまいますので、注意して下さい。
