杉並区の配管工事の施工事例
7月18日 東京都杉並区松ノ木。
二階のトイレを流すと、バケツをひっくり返したようなバシャー！という音がするので見に来てもらいたいとのご依頼で伺いました。
お伺いして点検しましたところ、壁の内側で排水管が破損し床下に汚水が垂れ流れている状態であることが判りました。
かなり強い衝撃を与えなければ、排水管が破損することはありませんし、ましてや今回のケースでは壁の中で配管されているわけですから割れる原因が見当たりません。
なぜ破損したのか？原因の判断が難しいところです。
排水管を一部引き換えることで問題は解消
このような場合、建築時に基礎の上の土台や、柱に塗る防腐剤、シロアリ防止用の薬剤が塩ビパイプに付いてしまったことが原因かも知れません。
薬剤の一部には塩化ビニールを硬化させる成分が含まれている場合があります。
わずかなひび割れでも長年にわたり、二階から落下してくる汚水の衝撃を受け続けていれば破損する可能性はあります。
今回は、メンテナンスのし易さも考慮し、北側の目立たない壁面に露出させて配管しなおしました。
土台の腐食がなかったので、家は傷んでませんでした。
早めに気づいてよかった！事例です。
