カードのように薄いものを流してしまった場合
トイレつまりや、トイレの排水不良の原因はいろいろですが、異物(固形物)を誤って流してしまったというトラブルは非常に多いです。
今回はクレジットカードが実際に便器内に引っかかっていました。
ケースバイケースではありますが、写真のようにカメラを使用して調べる時もあります。
カードのように薄い異物を流してしまった場合の特徴をご説明します。
例えば今回のクレジットカードの場合、水の流れに対してカードの「面」が当たっている角度ですとトイレットペーパーも含め、トイレの水は流れなくなります。
ところが、カードが水流に動かされ、横に向くと「切る」力が出てきてしまいます。
名刺で割り箸を切る芸と同じで、カードのエッジがトイレットペーパーも排泄物も切って分かれ、そのまま流れるのです。が!またまた気まぐれにカードがクルリと45度回転して、再びカードの「面」が正面に向くと、再び水をせき止める力に変わります。
トイレに薄い異物を落としてしまった場合、このように「時々流れない時があるけど、すっぽんをやると、また流れるようになる」という症状がひんぱんに現れることがあります。